土木学会インフラマネジメント新技術適用推進委員会国際展開小委員会では、道路、橋梁、周辺地盤などの社会基盤構造物の維持管理に関する技術や制度の国際展開に取り組みます。
このたび、日本で開発された計測や評価、補修補強に関する技術を海外の構造物に適用するための研究助成を実施いたしますので、お知らせします。
本研究助成の内容は以下のHPにて確認できます。
「インフラマネジメント技術国際展開研究助成の募集」
http://committees.jsce.or.jp/opcet_sip/node/13
なお、本研究助成制度は一般財団法人上田記念財団の支援によって実施されるものです。
1.研究助成の目的
本研究助成事業では、日本の優れた技術が海外展開される機会を創出するとともに、日本の特に若手研究者が、海外で実践的な研究活動を経験するため、支援、実施するものです。
2.研究助成の内容
研究助成の対象となる活動は以下の通りです。
•社会基盤構造物(道路,橋梁,周辺地盤など)の維持管理・更新に関わる技術を海外で適用する研究活動に対して助成をします。
•日本で開発された技術(取り組んでいる研究を含む)を、実際に海外の構造物を対象に適用し、計測や評価、補修等を実施することを対象とします。
•対象国に制限はありません。複数国を対象にすることも可能です。
•対象国の構造物に円滑に技術適用するために、対象国の構造物管理者、学術機関、企業(現地法人等含む)、JICA等と連携することが望まれます。採択後に、土木学会を通して、現地関係機関との調整を支援できる場合があります。
•文献調査、聞き取り、交流を主たる目的とした活動は対象外です。技術の適用に付随する調査や交流は認められます。
3.助成対象
•日本の大学・高等専門学校に所属する研究者を代表とした個人または研究グループを助成対象とします。
•研究グループには、学術機関(国立研究機関含む)、企業、NGO、NPO等の組織が参画可能です。海外の政府機関や大学等の学術機関を含むことも可能です。
•若手研究者(40歳程度以下)が研究活動メンバーに含まれることが推奨されます。
4 .スケジュール概要(※変更になる場合がございます。ご了承ください。)
2019年
7月:研究募集要領公表
8月:研究申請書受付(8月31日締切)
9月:採択課題の選考と決定
10月:採択課題の公表、研究活動開始
2020年
4月:研究経過報告書提出
5月:研究経過報告ヒアリング
2021年
3月:研究期間終了、以降、報告書提出、セミナー等での発表を予定。
※詳しい募集要領につきましては、上記「インフラマネジメント技術国際展開研究助成の募集」
http://committees.jsce.or.jp/opcet_sip/node/13 をご参照ください。
【問合せ先】
土木学会技術推進機構 担当:柳川博之
E-mail: yanagawa@jsce.or.jp
Tel: 03-3355-3502
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2019年7月25日ニュースリリース | 254.77 KB |