経済産業省は今春、エネルギー基本計画の見直しに向けた骨子案の中で、太陽光や風力など
の再生可能エネルギーは安定供給面、コスト面で課題があるものの、温室効果ガスを排出せず、
エネルギー安全保障に寄与できる重要な低炭素の国産エネルギー源と位置づけ、「主力電源」と
して、最大限に導入していく方針を明確にしました。当委員会では、再生可能エネルギーの開発
の現状と課題、制度、途上国のエネルギー事情、導入について、まとめました。
このたび、これまでの活動内容を報告するため、講演会「再生可能エネルギー開発~最新事情
と海外展開~」を開催します。主な講演内容は以下の通りです。
●国内外の再生可能エネルギーの動向
・2015年、世界に設置された発電設備の50%以上が再生可能エネルギー
・2030年、日本の総発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は22~24%(見込み)
・2017年~2040年の再生可能エネルギーの投資額は約720兆円の見込み
(世界エネルギー機関)
●アメリカのエネルギー政策、地球温暖化対策
●再生可能エネルギービジネスの今後の展望
・蓄電サービス業、アンシラリーサービス、エネルギー貯蔵ビジネス、自産自消の分散型
太陽光発電システム
記
「再生可能エネルギー開発~最新事情と海外展開~」出版記念講演会
日時: 2018年6月11日(月)15:00~17:30
会場: 土木会館 講堂 (東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
主催: 公益社団法人土木学会(エネルギー委員会 環境技術小委員会)
※ 講習会プログラム等詳細は、こちらよりご確認いただけます。
◆本件に関する問合せ先:
公益社団法人 土木学会 研究事業課 杉岡 清博
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 03-3355-3559 E-Mail: sugioka@jsce.or.jp
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平成30年6月4日ニュースリリース | 221.04 KB |
講演会開催案内 | 263.4 KB |