2019年4月16日~4月18日に東京にて、土木学会がホスト学会となり、アジア土木学協会連合協議会(ACECC)主催の「第8回アジア土木技術国際会議」(CECAR8)がいよいよ開催されます。当会議は、アジア地域における持続可能な社会資本整備のあり方や今後の土木技術の研究開発の方向性などの諸問題に関する討論や情報交換を促進し、多国間が連携し解決策を見出す議論の場として、ACECC加盟団体に所属する産官学のエンジニアを中心に、3年に一度、開催される重要な会議です。今回は2001年の2nd CECAR以来の東京での開催となります。
ACECCでは、当会議において、土木技術の進歩とアジアの発展に顕著な貢献のあったプロジェクト、国際的な土木技術の進歩またはアジアの社会資本の発展に顕著な貢献のあった個人を対象に表彰を行っています。
今回は、国土交通省東京国道事務所、JR東日本の「新宿駅南口地区基盤整備事業-三層の人工地盤からなる交通結節点を民間ビルと一体で実現へ」が、プロジェクト賞の栄誉に浴しました。功績賞は、石井弓夫氏(第 95 代土木学会長)が受賞しました(4th CECARより実施。過去の日本からの受賞者は別表の通り)。
4月17日に開催される「第8回アジア土木技術国際会議」のAward Ceremonyにおいて表彰される。受賞者の詳細はhttp://www.acecc-world.org/award.htmlをご覧下さい。
(参考)日本の受賞者一覧
会議名 | 賞の名称 | 受賞プロジェクト・受賞者 |
4th CECAR (2007) |
プロジェクト賞 功績賞 |
新潟県中越地震からの復旧事業(JR東日本、NEXCO東日本) |
5th CECAR (2010) |
プロジェクト賞 功績賞 |
バリビーチ海岸保全プロジェクト(日本工営) |
6th CECAR (2013) |
プロジェクト賞 功績賞 |
新東名高速道路の建設(NEXCO中日本) |
7th CECAR (2016) |
プロジェクト賞 功績賞 |
中央環状線 山手トンネルの建設(首都高速道路) |
8th CECAR (2019) |
プロジェクト賞 功績賞 |
新宿駅南口地区基盤整備事業-三層の人工地盤からなる交通結節点を民間ビルと一体で実現へ(国土交通省東京国道事務所、JR東日本) |